政治

今日からまた物の値段があがるという。報道によれば、食品だけでも何と4225品目。米にいたっては、12週連続で値が上がり、昨年の2倍超とのこと。大学の学費やローンの金利も上がるらしい。

「手土産は10万が普通」の政治家先生にはわからないだろうが、我々庶民の生活は苦しくなるばかりだ。昔だったら主食の米がこんなに暴騰したら一揆や騒動が起こっても不思議ではない。物の値段が上がるのは、賃金も上がり良いことだと政治家は言っているが、9割超が中小企業のわが国でこんな物価高に賃金上昇が追いつくわけがない。恩恵を受けられるのはほんの一握りで、苦しい者はますます苦しくなり、格差は開くばかりである。

税金プラス社会保険料も、昔より収入に対する徴収率が高くなっていて現在が有史以来最も高いらしい。最高率は収入の6割弱にもなるという。これは「搾取」といっても過言ではないだろう。

なぜ日本人はこんな状況でも黙っているのか。選挙でこんな政治家を選んだ責任があると言ってしまえばそれまでだが、私は源泉徴収制度の巧みな仕組みが国民の税金に対する意識を薄弱なものにしていると思う。「手間いらずで便利」の衣の下に、「国民の思考の抑制」という恐ろしい武器が隠されている。

政治とは何だろう。色々な定義があるだろうが、少なくても国民を幸せにするためのものであることは古今東西変わりあるまい。それなのに今の政治家は、私腹を肥やし、己の保身を考える輩ばかり。甘い汁が吸えるからだろうが、世襲も多く政治家が家業と化している。また目立ち、ステイタスも高いせいか、売名行為に走る輩も多い。自分さえ良ければ、国民の幸せなど、どうでもいいのだ。

政治家としての資質に欠ける者に、真っ当な政治ができるわけがない。国民の幸せのために、無私の心で全力を尽くし奮闘努力してくれる政治家を待ち望みたい。
我々はいい加減に目を覚まし、しっかりとその眼で人物を見据え、口先だけではなく何をやってきたかをよくよく確認して投票すべきであろう。