正義

ウクライナへのロシア侵攻から早3年。戦争はまだ続いています。
この間、両国におびただしい数の犠牲者が出ました。
戦場となった町は灰燼に帰し、一面が焼け野原です。
何と空しいことでしょう。

しかし、ここにきてアメリカのトランプ大統領が仲介し戦争を終わらせる意欲を表明しています。
私もまずは停戦し、これ以上の犠牲者を出さないことには、大いに賛成です。

然るにトランプ大統領の発言を聞いていると完全にロシア寄りであり、責任を追及するどころかウクライナに非があるかのようなことを言っています。
交渉もウクライナ抜きでロシア・プーチン大統領と勝手に進め、現在の侵攻地の領土割譲や、安全保障についての勝手な言い分を承認するかのような情報が伝えられており、どういう考えなのか理解に苦しむところです。

仮にこれで戦争が終結したとして、ウクライナや世界の多くの人は心から納得するでしょうか。
答えはNOです。従っていつかまたこれを火種に、争いが起こることは目に見えています。
では、何が問題なのでしょうか。

問題の本質を考えると、トランプ大統領の交渉には正義がないのです。
悪いのは、武力をもって一方的に侵攻したロシアです。一応侵攻の理由もナチズムの台頭を抑えるため等を列挙していますが、屁理屈です。無いに等しい。自国の利益しか考えていないと思います。
ウクライナはロシアに何もしていません。一方的に攻められ、国民の尊い命や財産を略奪されたのです。
ならば、現代世界において、非難されるべきなのは、責任を負わなければいけないのは、ロシアであることは明々白々です。

ロシアは核を持っていて、資源も豊富な大国であることから、自国の利益や報復を鑑み、ロシアにすり寄る。
ウクライナは遠くにある国なので犠牲になっても仕方ない。影響はない。
そんな思惑が透けて見えるこの交渉が、世界の大多数から支持されるわけがありません。
長い歴史がある人類は、数多の犠牲の上に、何が正しく、何が正しくないかを価値観として心の奥底に醸成しているのです。

世界の平和は、この普遍的な正義があまねく充ちていなければ、成就しません。
誰もが納得する世界は、普遍的な正義という土台の上にこそ成立するのだと思います。

停戦は無論望むことですが、その上で悪がその責任を追及され、処断を受ける交渉、裁きを切に願います。

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